「おしいれおばけ」「やねうらおばけ」ちょっと情けなくてユーモラスなおばけの絵本

今日はハロウィーンですね。

あの世とこの世がつながる日。

死者の霊が家族に会いに来て、聖霊、魔女が歩き回る日だそうですが、

なんだか日本のお盆みたいな感じですね。

「Trick or treat」と、言いながら

近くのお店やお家にお菓子を頂きに行ったお子さんもいらっしゃるでは?!

仕事場の近くでは、保育園のお子さんが列をつくって

お菓子をもらいに来てましたよ。

オレンジ色のマントを着てかわいかったです(*^-^*)

私が子供の頃にはあまりなかった風習だけど、

最近は定着してきましたね。

実は、みーちゃんは怖いものが大好き!!

2歳の時、

初めて自分から欲しいと言った本がありました。

かかりつけの小児科に置いてあった絵本

「おしいれおばけ」(作:マーサ=メイヤー,訳:いまえ よしとも ,偕成社)

『男の子のお部屋にあるウォークインクローゼットの中に

おばけ(怪獣みたいなぬいぐるみみたいな姿)がすんでいるらしく、

寝るのがこわいから、思いきって

おもちゃの鉄砲でやっつけることにしたんだけど

おばけが泣いちゃって・・・・・しょうがないから

ベッドで添い寝してあげる』

というお話。

おばけが泣いてしまうシーンでは、

みーちゃん大笑い!!

絵も内容もとってもチャーミング!!

おうちでも読みたいと何度も言うものだから探したんです。

丸善、リブロなどいろいろな本屋を探しましたが欠品・・・・・

実は絶版本だったんです。

中古品でも、プレミア価格になっていて・・・

「本があんまりすきではなかったみーちゃんが、珍しく欲しがっているのだから買わなければ!!」

と、頑張りました。

同じ作家さんの出している本が2冊あったので絶版本でしたが、

これも購入することにしました。

「やねうらおばけ」

 

『田舎でくらしはじめた女の子が

屋根裏に何かがいると言うのだけど、パパもママも信じてくれなくて

階段を登って自分で見つけにいくの。

屋根裏には、無くなったと思っていた自分のおもちゃがかくしてあって

実は、おばけがもってきちゃってたの

かえして!って言ってもかえしてくれなくて、

しょうがないから縄で捕まえてひっぱってパパとママに見せに行ったんだけど

パパとママに見せる前に逃げて行ってしまったの』

という話。

「ほんとだってば!」

『ベッドの下にワニが住んでるから、

寝るときは気をつけないといけなくて。

でも、ママもパパも気にしてくれない・・・

しょうがないから、

冷蔵庫に入っているいろんな食べ物をベッドからガレージまで並べてみたら、

ワニが本当に出てきた!!

ワニがエサにつられて出て行くのを見届けるんだけど、

考えてみたら、朝、パパが車を出すときにびっくりしちゃう

気をつけるようにドアに張り紙をしておいたんだ~』

という話。

どれも、子供らしくて、かわいい内容。

押入れとかベッドの下とか屋根裏って、

ちょっとこわいよね。

勇気を出して自分で解決しようとするところがちょっとカッコよくて

出てくるおばけがユーモラスで情けないから

全然こわくないの。

ぜひ復刊してほしいです。


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